2013/11/29
Vol.7
バランスのよい食事 朝・昼・晩ともに栄養バランスを考慮した食事を摂ることが理想であることは周知の事実ですが三食全てでバランスよく栄養を摂取することは難しいものです。
バランスのとれた食事の必要性が以前にもまして強調され、「メタボリック症候群」対策の報道がTV・紙面を賑わしています。「食育」として子どもに対する食生活教育の必要性や、若者が朝食を摂らない行動も問題視されています。食生活を考え、実践出来ている方はどれだけいるのでしょうか?
サン・クロレラでは20代から60代1000名を対象に、食生活に関するアンケートを実施しました。 ※なお本調査は、インターネット調査会社のマクロミルに委託し実施されたものです。 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
---|---|
調査地域 | 全国 |
調査対象 | 20歳以上 |
有効回答数 | 1030人 (20代:男性103人/女性103人 30代:男性103人/女性103人 40代:男性103人/女性103人 50代:男性103人/女性103人 60代:男性103人/女性103人) |
調査日時 | 2013年11月12日~13日 |
調査機関 | 株式会社マクロミル |
朝食を摂るのは週に3回以下と回答したのは20代20.4% 30代22.3% と若年層が多く、50代8.3% 60代4.9%となり、年代が上がる中高年になるにつれ朝食を摂る傾向にあることがわかりました。 また若者層の男女別では20代女性15.5% 30代女性17.5%に対し、20代男性25.2% 30代男性27.2%と女性と比較すると男性の方が朝食を摂らない傾向にあることがわかりました。 夜食を摂ると回答したのは朝食とは反対に年代が下がるにつれ、夜食を摂ると答えた人が多くありました。 |
年齢が高いほど毎日食事を摂ることができている
毎日食事を摂ることができていると答えた方が20代52.9% 30代62.1% 40代63.6% 50代73.8%
60代 82.0%と年代が高くなるにつれ毎日食事を摂ることができているという回答が増えています。
朝食を摂るのは週に3回以下と回答したのは20代20.4% 30代22.3% と若年層が多く、
50代8.3% 60代4.9%となりました。
あなたが普段食事を摂る頻度はどれぐらいですか?それぞれの食事についてお答え下さい。
日々の食事に求めるもの、満足しているものを尋ねたところ、求めるものの1位「味」2位「健康的」3位「価格」となり、満足しているもの1位「味」2位「量」3位「健康的」となり、少なからず、求めているものと満足しているもののギャップがあるようです。3位の「健康的」では求めているものでは55.9%ですが満足しているものでは34.5%にとどまりました。 |
食事に求めているもの 1位「味」 2位「健康的」 3位「価格」
年代別では20代は量・価格を重視する傾向が強く、健康的な食事と答えた方は20代41.3% 30代57.8%
40代51.5% 50代51.5% 60代58.7%となりました。
また、満足しているもの1位「味」2位「量」3位「健康的」と求めているものと同じ結果になりましたが食事に
「健康的」を求める方は55.9%なのに対し満足している方は34.5%と差異が21.4%ありました。
日々の食事に求めるもの、満足しているものはなんですか?それぞれお答えください。(各々3つまで)
求めるもの
満足しているもの
すべての年代で日々の食事で不足しているもの「野菜」と多くが回答
全ての年代で不足しているもの1位は「野菜」2位「食物繊維」となりました。また、摂りすぎていると感じているのは1位「塩分」2位「糖質」3位「炭水化物」。年代別では「炭水化物」・「糖質」は全ての年代で摂りすぎていると感じている方が多く、「肉」「脂質」は年齢が高くなるにつれ摂りすぎていると感じる方が少なくなる傾向にあるようです。
不足しているもの
摂りすぎているもの
また、男女別で見てみると、女性は男性に比べて糖質を取り過ぎていると感じる人が多いようです。
日々の食事で不足している、摂りすぎていると思うものはなんですか?それぞれお答えください。
バランスのよい食事を摂るために意識していることを尋ねたところ、1位は「野菜を多く摂るようにしている」63.4%で2位の「外食を控える」30.8%の二倍以上になりました。 また、意識していないと答えた人は、20代が男性がもっとも多く39.8%で、もっとも少なかったのは、なんと30代女性でした。 |
バランスよい食事を摂るために意識していることは「野菜を多く摂るようにしている」の回答が圧倒的多数。
バランスのよい食事を摂るために意識していること1位は「野菜を多く摂るようにしている」が63.4%2位の「外食を控えている」30.8%の二倍以上となりました。出来ていることとの比較では「野菜を多く摂る」は意識しているのが63.4%に対して出来ていることでは35.8%と意識はしているが実践できていないことと言えそうです。
また、「甘いものを控えている」は意識しているが28.7%できていることでは18.3%とこちらも意識していることとできていることに大きな差があるようです。反対に意識していることと出来ていることに差異が少ない1位は「お酒を控えている」2位「肉類を控えている」でした。
意識しているもの
できていること
バランスのよい食事を摂ることが出来ていますか?との質問には60代の48.1%がバランスのよい食事が摂れていると回答し、20代ではわずか17.5%でした。バランスのよい食事が摂れていない理由では20代は「お金がない」がもっとも多く20代で38.8%、30代でも25.7%となりました。 |
バランスよい食事を摂とれていると感じているのは20代17.5% 60代は48.1%と大きな差
バランスのよい食事をしていると意識している人は年代によって大きく異なる結果となりました。
20代17.5% 30代21.8% 40代20.9% 50代32.0% 60代48.1%
バランスよい食事を摂れていない理由は20代・1位は「お金がない」30代~60代の1位は「気にしすぎたらなにも食べられない」でした。
バランスの良い食事が摂れていると答えた人を男女で見てみますと、男性30.7%に対し女性は25.4%となりました。
食生活に関する意識調査では、年代が上がるほどバランスのよい食事が摂れていると考えている人が多く、20代では29.6%の人がバランスのよい食事を摂ることを意識していない・できていないと答えました。
食事の頻度の質問では、朝食を摂るのは週に3回以下と回答したのは20代20.4% 30代22.3% と若年層が多く、50代8.3% 60代4.9%となりました。男女別でみると20~30代男性が約25%と4人に1人が、朝食を週に3回以下しか摂らないと答えました。また、朝食とは反対に年代が上がるほど夜食を摂らない人が増える結果となりました。
食事に求めるものについての調査(複数回答)では1位が「味」80.9%、次いで「健康的」55.9となりましたが、満足しているものについて「健康的な食事」と答えた人は34.5%で、健康的な食事は「求めている」と「満足している」とのギャップがあることがわかりました。
また日々の食事で不足しているものは、すべての年代を通じて1位「野菜」となり、年代にかかわらず、不足していると感じているようです。摂りすぎているものでは、すべての年代で「塩分」と答える方が多く、「肉」・「炭水化物」は年代が上がるにつれ摂りすぎと感じる人が少ないようです。男女別では、女性は男性に比べて「糖質」を摂りすぎていると感じているようです。
バランスのよい食事を摂るために意識していることを尋ねると、20代男性の39.8%、50代男性でも28.2%の方が意識していないと答えましたが、30代女性ではわずか6.8%でした。30代女性の意識が高いのは、やはり小さい子供を持つ親世代だからと考えられます。
バランスのよい食事が摂れていると感じている人は、60代が顕著に多く48.1%で、年代が上がるほどバランスのよい食事が摂れていると感じている傾向にありました。バランスのよい食事が摂れていない理由として、20代~50代は「食べられたら何でも良い」「時間がない」と回答し、20代は「お金がない」ことが1位でした。
年代が上がるにつれ食生活に対して意識が高く、60代になると顕著に意識・実践しているとわかりました。
また、女性は男性よりもバランスのよい食事を摂ることを心がけている。という結果となりました。
【引用・転載に関して】
当サイト内で公開されている各種の調査報や研究資料の一部、もしくは全部を引用・転載して使用する場合は、必ずサイト名・調査・研究機関の明記を行ってください。
例)参照:サン・クロレラ研究サイト『こちら調査室』
URL:http://lab.sunchlorella.co.jp/research/result_01.html
また引用・転載を行う際は、事前に弊社へご一報くださいますようお願いいたします。
【連絡先】
株式会社 サン・クロレラ 広告宣伝部
© SUN CHLORELLA CORP.