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健康素材の研究レポート 一覧

サン・クロレラ研究開発部が健康素材の試験や分析した結果を報告しています。

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【学術情報】

(株)サン・クロレラ研究開発部

「MTHFR遺伝子多型を持つ症例におけるクロレラの葉酸への影響」を第21回日本統合医療学会にて発表

第21回日本統合医療学会 にて発表

研究目的
葉酸はDNA合成などに必要な栄養素で、体内で不足するとホモシステインの濃度が増加し、貧血、心臓病や大腸癌の発症リスクが増加すると言われています。葉酸の代謝に重要なMTHFR遺伝子はCC型、CT型、TT型の3種類存在し、その遺伝子の型により葉酸の体内利用効率だけでなく、不妊、精神疾患、自閉症スペクトラムなどの発症リスクが異なることが知られています。また、サプリメントの人工葉酸と食べ物の食事性葉酸を比べると食事性葉酸は生体の利用率が約50%であることが知られています。
そこでクロレラの食事性葉酸の生体への影響をMTHFR遺伝子多型症例に対して検討しました。
試験方法
健康な男女7名(年齢12~52歳、男性3名、女性4名)を対象に試験を実施しました。参加者には、クロレラ食品を1日15粒(3g)、3ヵ月毎日摂取してもらいました。全参加者についてMTHFR遺伝子多型の検査、1ヵ月ごとに葉酸、ホモシステイン等を検査し検討しました。
 結   果
MTHFR 遺伝子多型の検査により葉酸の利用効率が悪いTT型は3名、CT型は3名、CC型は1名でした。TT型は通常の生活では血液中の葉酸濃度が低く、ホモシステインが高濃度であることが知られています。本試験でも試験開始時の葉酸濃度がTT 群で平均5.5ng/mL、CT群で平均 14.1ng/mL でした。ホモシステイン濃度はTT群で平均15.0nmol/L、CT群で平均7.0nmol/L でした。このことからTT型は普段の食生活でも積極的な葉酸の摂取を心がけることが望まれます。そして、クロレラ食品を3ヵ月間摂取するとTT群の葉酸濃度が平均6.7ng/mL、ホモシステイン濃度が平均13.3nmol/mLと変動しました。食品に含まれている葉酸は合成されたサプリメントの葉酸に比べ、利用効率が悪いと言われています。しかし、クロレラ食品の摂取で特にTT型の方に対して血液中の葉酸の濃度が増加したことから、一般的な食事性葉酸の吸収性では解釈できない作用をクロレラは持っているのではないかと考えられます。

 詳   細 

学  会:
第21回日本統合医療学会
タイトル:
MTHFR遺伝子多型を持つ症例におけるクロレラの葉酸への影響
著  者:
内山葉子1)、島袋史2)、島袋忠雄2)、藤島雅基3)、奥村衣梨3)、溝口亨3)、竹腰英夫3)
所  属:
1)葉子クリニック、2)ゆいクリニック、3)株式会社サン・クロレラ研究開発グループ

PDF版 316KB

※この情報は、学術雑誌や学会において発表された内容の掲載であり、商品の販売促進を目的とするものではありません。

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