【学術情報】
(株)サン・クロレラ研究開発部
Journal of Nutritional Science and Vitaminology, Vol.68, No.4, 2022 に掲載
2) クロレラ・ピレノイドサの糖脂質含有量は、約5.7g/100gであり、おもな糖脂質は、モノガラクトシルジアシルグリセロール(MGDG)でした。
ホウレンソウ、パセリ、エゴマ葉など葉物類の糖脂質含有量をみると、乾燥重量100g当たり0.5~2.0g程度であり、クロレラはMGDG等の糖脂質を豊富に含む植物性食品と言えます(表1)。
3) クロレラ・ピレノイドサのn-3系多価不飽和脂肪酸の含有量は、約2800mg/100g で、うちヘキサデカトリエン酸が700mg、ヘキサデカテトラエン酸が270mg、α-リノレン酸が1800mgでした(表2)。
4) クロレラ・ピレノイドサは、高極性スフィンゴ脂質を73.5mg/100g と豊富に含んでおり、これは代表的なスフィンゴ脂質の供給源である米ぬか(およそ35.3mg/100g)の約2倍の含有量になり、クロレラ・ピレノイドサは高極性スフィンゴ脂質の優れた供給源になると考えられます(表3)。
詳 細
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