睡眠に不満を持つ男性被験者5名(46〜70歳)に、エゾウコギ粒またはプラセボ粒を1日2回、20粒ずつ4週間摂取してもらいました。そして、摂取開始および4週間後の睡眠状態を、終夜睡眠ポリグラフィー検査、およびアンケート調査しました。
その結果、摂取4週間後では、深睡眠が優位に増加し、覚醒反応の時間あたりの回数が有位に減少しました。
【機能性食品と薬理栄養 Vol.8 No.4(2014)に掲載】
理由のわからないドンヨリとした疲労感や、寝つきの悪さ、熟眠感が得られないなどの不眠の症状etc. このような“なんとなく体調が悪い気がする…”といったお悩み、みなさんにもありませんか? 「健康診断の結果も悪くないのに、どうしてだろう…」と、不安に思う方も多いようです。
「なんとなくスッキリしない…」といった体の不調は、もしかすると“ストレス”が原因かもしれません。 私たちはふだん、人間関係やノルマ達成へのプレッシャーといった精神的ストレス、肩こり・腰痛・アレルギーといった身体的ストレス、さらにはスマートフォンの光や騒音など、日々ストレスを感じながら暮らしています。 ストレスが過剰になると、活動・緊張モードの「交感神経」が優位になり、休息・回復モードの「副交感神経」が働きにくくなってしまうことも!
このような自律神経の乱れが原因で、昼間の活動で疲れた心と身体の回復を夜に行うことができず、さまざまな不調を引き起こしてしまうのです。 例えば、心配事があったり、試験前日・旅先・早起きしなければいけない状況で「眠れない」「早く目が覚めた」ことは、きっと誰しも経験がありますよね。
何かと悪者あつかいされがちなストレスですが、仕事への期待や資格試験へのチャレンジなど、“適度な”ストレスは日常にハリとやる気を与えてくれます。ですが、大きなプレッシャーや慢性的な忙しさなどの“過剰な”ストレスは、自律神経に支障をきたすことも。ストレス状態への強さ、つまり“ストレス耐性”は人によって異なり、同じ出来事でもハリと感じるかプレッシャーと感じるかは人それぞれと言えるでしょう。
ぐっすり眠って日中の疲労を解消し、自律神経の乱れからくる“なんとなく不調” を改善するには、夜に交感神経を休ませて副交感神経を優位にすることが大切です。例えば、ぬるめのお風呂にのんびり入ったり、寝る前にストレッチなどの軽い運動を行っても良いですね。また、仕事に集中しすぎないよう業務のバランスを考えるなど、リラックスできる時間を作るように心がけましょう。
人はストレス耐性を高めることで緊張しづらくなり、ここぞという時にいつも通りのチカラを発揮できるようになります。そのためには、自分のストレスに気付き、我慢しすぎないことが大切です。自分にとって心地いい環境や時間を作ることで、ストレスと上手に付き合っていけるようになるでしょう。常に最高のパフォーマンスを出すことが求められる宇宙飛行士やアスリートは、ストレス耐性を高めることが重要であると言われています。
そこでおすすめしたいのが、彼らが愛用している高麗人参と同じウコギ科に属する植物「エゾウコギ」です。 ロシアでは、年間の寒暖差が60℃以上にもなる極寒の特定地域にだけ自生することから別名“命の根”とも呼ばれ、日本でも、えぞ(蝦夷:北海道の古名)に自生することからこう呼ばれているのだとか。エゾウコギには、元気サイクルをサポートする成分であるエレウテロサイドやイソフラキシジン、カルシウム、食物繊維が豊富。
その他にも、若々しさに役立つポリフェノールの一種、クロロゲン酸etc.多様な成分を含んだエゾウコギについて、「不安・緊張」のスコアが軽減するという研究結果が発表されています。
ストレスの自覚感を持つ20歳から55歳の被験者22名のうち、11名にエゾウコギエキス含有飲料を、11名にエゾウコギエキスが含まれていない飲料を飲んでもらいました。引用前とストレス負荷テスト終了直後、テスト終了30分後に、POMSにより心理的ストレスを測定したところ、エゾウコギエキス含有飲料は、「不安・緊張」のスコアが優位に軽減しました。
【健康支援 第11巻第1号 18-24 2009に掲載】
睡眠に不満を持つ男性被験者5名(46〜70歳)に、エゾウコギ粒またはプラセボ粒を1日2回、20粒ずつ4週間摂取してもらいました。そして、摂取開始および4週間後の睡眠状態を、終夜睡眠ポリグラフィー検査、およびアンケート調査しました。
その結果、摂取4週間後では、深睡眠が優位に増加し、覚醒反応の時間あたりの回数が有位に減少しました。
【機能性食品と薬理栄養 Vol.8 No.4(2014)に掲載】
別々のケージで飼育していたラットに通常のエサを与えた群と、エゾウコギエキスを混ぜたエサを与えた群を、新しいケージに3時間同居させそれぞれのラットの自律神経活動への影響を調べました。 エゾウコギを与えたラットは開始直後から交感神経の有意な低下(図1)と副交感神経活動の有意な上昇(図2)を示し、これらの効果は3時間後まで維持しました。
新しい環境及び別のラットとの同居という2つのストレス環境のもと、エゾウコギは交感神経活動の上昇と副交感神経活動の低下を顕著に抑制しました。 従ってエゾウコギは、自律神経機能を調節することによって抗ストレス作用を発揮し、新しい環境(場所や相手)に起因した不安を軽減し、適応能力を高める有用な食品であることが分かりました。
摂取前と4週後、摂取前と8週後、摂取前と12週後、摂取前と16週後をWilcoxonの符号付き順位検定(Bonferroniの不等式で多重比較)で統計解析 *:p<0.05/4 **:p<0.01/4
摂摂取前と4週後、摂取前と8週後、摂取前と12週後、摂取前と16週後をDunnettの検定で統計解析。
*:p<0.05 **:p<0.01
更年期不定愁訴の自覚感を持つ女性13名(不定愁訴の程度が軽度から中等度)に、エゾウコギ粒を1日2回、20粒ずつ16週間摂取してもらいました。
その結果、クッパーマン更年期指数※について、血管運動神経障害様症状、不眠、神経質、全身倦怠、関節痛・筋肉痛、合計スコアが摂取前よりも有意に低下しました(図1)。また、合計スコアの低下に大きく寄与した症状は、血管運動神経障害様症状と不眠でした。骨代謝マーカーは、血中オステオカルシンの摂取、血中BAP(骨型ALP)の摂取で有意に増加しました(図2)。
これらの結果から、エゾウコギは更年期の女性において、不定愁訴が軽減し、骨代謝も改善され、QOL改善に有用な食品である可能性が示唆されました。
季節の変わり目でも元気でいられるように飲み始めました。このところ調子いい感じです。一緒に飲んでいる妻も年齢を気にしていたのでエゾウコギをすすめました。なんとなく元気になる感じみたいです。これからも、続けていきたいですね〜。
【50代 男性】
エゾウコギが良いことは知っていました。でも口にいれるものは安全性などを明確に出しているものをと探していました。今、飲んでいるものは、こだわりをしっかり持った良い商品です。特に冬は体調を崩しやすい時期ですが、エゾウコギを飲み元気に過ごせるのは嬉しいです。
【40代 女性】
あるネットサイトでエゾウコギが高麗人参と同じウコギ科の植物という事を見つけ、エゾウコギを検索していたら良い商品がヒットしたので試しに購入してみました。飲んでみた感想は、少し体がポカポカしてくる気がしました。飲み始めたばかりなので冬に向けて飲み続けてみたいと思います。
【30代 男性】