「皮膚障害を持つビーグル犬におけるクロレラの抗炎症作用」研究成果を日本農芸化学会(2008年度大会)にて発表しました。 | 研究レポート

健康素材の研究レポート 一覧

サン・クロレラ研究開発部が健康素材の試験や分析した結果を報告しています。

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【学術情報】

(株)サン・クロレラ研究開発部

「皮膚障害を持つビーグル犬におけるクロレラの抗炎症作用」研究成果を日本農芸化学会(2008年度大会)にて発表しました。

2008年08月

研究目的
炎症は、本来微生物などから身を守る生体防御のためのものですが、慢性化した炎症反応はリウマチなどに関与していることが知られています。私たちは既にin vitro(試験管内)評価試験において、炎症の発症に関与する酵素であるシクロオキシゲナーゼ-2やホスホリパーゼA2に対してクロレラが活性阻害作用を有することを報告しています。(クロレラが有する薬理作用の検索について)そこで、今回は生体に対するクロレラの効果を確認するため、慢性皮膚炎を自然発症しているビーグル犬を用いて検討を行いました。
実験方法
慢性的に皮膚炎を発症しているビーグル犬を2つのグループ(各群5匹)に分け、通常飼料とクロレラ粉末配合飼料(クロレラ添加量は0.1g/kg体重/日)を4週間摂取させました。皮膚炎の改善状況は獣医師による毎日の臨床観察と試験終了時の血液検査により評価しました。
 結   果 
飼料摂取4週間後において、クロレラ群では、耳介やその他の炎症患部について、完全な治癒と判断される消失が6%、著効・改善を含めた「皮膚炎改善」が75%に認められました。一方、対照群では消失は認められず、「皮膚炎改善」は31%で、逆に悪化が38%に認められました(図1)。また、クロレラ群では、炎症の程度を示す炎症スコアが低下する傾向が認められ(図2)、更に血液検査においても、炎症発症時に増加する好中球の有意な低下が認められました。
本試験の結果から、クロレラは生体においても炎症の改善に効果を有する可能性が示唆されました。

 

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 詳   細 

タイトル:
「皮膚障害を持つビーグル犬におけるクロレラの抗炎症作用」研究成果を日本農芸化学会(2008年度大会)にて発表しました。
著  者:
前田守彦、糟谷佳恵、湯浅一之、平中尊、中鉢博文1)、齋藤昌子2)、竹腰英夫2)
所  属:
(株)ナルク、1)(財)北海道薬効植物研究所、2)(株)サン・クロレラ

PDF版 363KB

※この情報は、学術雑誌や学会において発表された内容の掲載であり、商品の販売促進を目的とするものではありません。

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