「エゾウコギの自律神経調節による抗不安作用」日本薬学会第135年会(2015)にて発表しました。 | 研究レポート

健康素材の研究レポート 一覧

サン・クロレラ研究開発部が健康素材の試験や分析した結果を報告しています。

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【学術情報】

(株)サン・クロレラ研究開発部

「エゾウコギの自律神経調節による抗不安作用」日本薬学会第135年会(2015)にて発表しました。

2015年07月

研究目的
過度のストレス状態が続くと自律神経の働き(交感神経と副交感神経のバランス)が乱れ、体や心の不調につながります。エゾウコギは自律神経調節作用を有していると言われていますが、科学的な検証に よるエビデンスは少ないのが現状です。そこで、エゾウコギの自律神経調節作用について、不安ストレスモデルラットを用いて検証しました。
試験方法
6週齢SD系雄性ラットは1週間の予備飼育後、自律神経の働き(交感神経と副交感神経の活動)を調べるため、生体電位送信機を取り付け、エゾウコギ群のラットにはエゾウコギエキス5%配合飼料を1週間自由摂取させました。試験当日、ラットに高所ストレス(恐怖 ・不安ストレス)を負荷するため、高さ180cmの高架上の端(両側に壁がない幅約5cmの橋)にラットを置き、そこから110cm先にある安全な部屋に移動するまでの滞在時間を測定し(0時間)、その後、5%エゾウコギエキス水溶液1mLを経口投与し、投与から 0.5、1、2、3時間後、同様な方法で高架上での滞在時間を測定しました。また、同じタイミングで自律神経の働きを調べました。
 結   果
高架上に置かれ恐怖や不安を感じたラットは、直ちに高架上に設置された安全な部屋の中に移動しますが、エゾウコギ群では、対照群と比較し投与0.5時間後以降、安全な部屋に移動するまでの滞在時間が有意に延長されました(図1)。また、エゾウコギ群では、副交感神経活動の指標であるHFnu*には影響しませんでしたが、交感神経活動の指標であるLFnu*を投与3時間後において有意に低下させました(図2)。
恐怖や不安を感じたラットでは自律神経のうち交感神経の活動が亢進しますが、エゾウコギはその亢進を抑制することが分かりました。以上の結果から、エゾウコギは自律神経、特に交感神経の働きを調節することにより、恐怖・不安ストレスに対処する能力を強める作用を有することが示唆されました。

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用語説明

*: 自律神経活動の指標
心電図の周波数解析から求められる交感神経活動の指標LFnu、副交感神経活動の指標HFnu。

 詳   細 

タイトル:
「エゾウコギの自律神経調節による抗不安作用」日本薬学会第135年会(2015)にて発表しました。
著  者:
西口航1、楠神ちあき1、楢井翔子1、石野李子1、及川弘崇1、中川美和1、竹腰英夫2、星崎昌子2、中尾祥代3、藤川隆彦1,3
所  属:
1 )鈴鹿医療科学大・薬、2 )株式会社サン・クロレラ、3) 三重大・医

PDF版 256KB

※この情報は、学術雑誌や学会において発表された内容の掲載であり、商品の販売促進を目的とするものではありません。

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