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2015-07-06

お昼寝はイライラを軽減し、生産性を高めます

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仕事の能率が上がらなくてイライラしだしたら、1時間ほど昼寝をするのが良さそうだ、という米国ミシガン大学の研究結果が、『個性と個人差』誌に発表された。

1436173100 研究チームよれば、仮眠することは衝動的な行動を抑える有効な戦略であり、溜まっていくフラストレーション(イライラ感)に耐える力を底上げする効果もあるのだという。

「昼寝は、職場の安全性を高めるコストのかからない簡便な方法であるといえます」と研究チームは述べている。「別の言葉で言うなら、もし会社が仮眠スペースを用意し、長めの休憩時間を提供すれば、社員の生産性は飛躍的に高まる可能性があるということです。」

最近、夜間に充分眠れない大人が増えているという。そのために疲れが溜まっていくだけでなく、注意力や記憶力にもネガティブ(否定的)な影響を及ぼす可能性が高い。

昼寝(仮眠)が人々のポジティブ(肯定的)な感情を高めるだけでなく、免疫機能を改善するなど、単なる眠気や疲労の解消以上の健康効果をもたらすという研究結果が増えてきている。長時間にわたって頭のハッキリした状態を保ち続ける必要性が増えている現代社会にあって、認知能力の低下を抑える安価で効果的な方法を見つけることは極めて重要なことである。

ミシガン大学の研究チームは、18-50才の参加者40名を対象に、短時間の昼寝が大人の感情コントロールに与える影響について実験を行った。参加者は実験の前3日間は、決められたスケジュールで就寝した。

実験では、参加者はまずコンピュータを用いた作業を実行し、眠気、気分、衝動性などについての質問に答えた。それから、2群にランダムに振り分けられ、1群(昼寝群)は60分間の昼寝をした。別の1群(対照群)は昼寝をせずに環境系のビデオを鑑賞するなどした。その後参加者は再び同じコンピュータ作業を実行し質問に回答した。

実験の結果、昼寝群は、対照群に比べて、より多くの作業をこなし、その際イライラを感じる割合が有意に低下したことが明らかになった。また対照群では60分間のビデオ視聴を含む休憩の後で衝動性が高まったのに対し、昼寝群では、衝動的な気分を報告する割合が低下した。

「睡眠不足がもたらすネガティブな影響についての先行研究の結果を併せて考えると、今回の研究結果が示しているのは、休息を取らずに起きたままでいることが、ネガティブな感情のコントロールを困難にする方向で作用するということなのでしょう」と筆頭研究者のジェニファー・ゴールドシュミードは語っている。

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「私たちの結果が示唆しているのは、昼寝をすることは、長時間にわたって意識をハッキリと保つ必要のある職種の人々にとっては、有効な介入手段になり得るだろうということです。昼寝は困難でイライラのつのる作業に耐える力を与えてくれるのです。」

出典は『個性と個人差』

監修・執筆 和気奈津彦(わけ なつひこ、薬学博士)
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